2023年が始まりました

うさぎの内緒話中

 新年おめでとうございます。

 卯の年が始まりました。うさぎに縁のある京都の岡崎神社にお参りに行って,土鈴を増やしてきました。全部で六羽に増えました。

 コロナ禍はまだ続いており,今年も小学校に行くことはなさそうです。。。私の関わっていた小学校は,3年も経つと多くの先生方が変わる地域なので,もう,ご存じない方ばかりかもです。

京都にある岡崎神社にて

 昨年の情報界隈は,AI,人工知能(Artificial Intelligence)が大賑わいでした。人と会話しているような応答ができる「ChatGPT」が一番でしょうか。会話だけではなく論文も書けて,それが人の審査に通るという話はなかなかの驚きでした。

ChatGPT作のニセ論文要旨は1/3の割合で査読者に本物だと思わせる(フォーブスジャパン)

 また,Stable Diffusionという画像生成AIが昨夏に公開され,「言葉から絵を描く」という新しい仕事?ができるようになりました。登場した当初は「すごい!」ところはそうなのですが,それよりも「できない」ところが目立ちました。しかし,時間が経つにつれ,それを補う学習データが出てきて,人々の欲望のままにデータを収集して進化し続けています。そして同時に,「学習する元のデータに対する配慮,権利処理は必要なのか?」という問題も引き起こしました。。。これは・・・,いい解決方法は見つからなさそうです。。。

Stable Diffusionで描いた犬

Stable Diffusionとは?(AIsmiley)

 今年も,AIの話題は絶えないでしょう。同僚研究者の中には,「ChatGPTがないと,論文なんて書いてらんない!」と豪語する人もいますから,AIに依存してしまう人が増えてくる=AIを使うことが当然!という状況も出てくるでしょう(ニュースをAIで,はすでに日常ですね)。ただ,今のAIが人にかかわる分野は,知識にかかわる部分です。人工知能,なので当然と言えば当然です。しかし,人がAI=機械に夢見ているのは,おそらく,「自分の代わりに仕事をしてくれる機械」ではないでしょうか。想像の分野を機械に渡してしまった人類は,日々,何をするようになるのかな?と,楽しみと不安が始まりました。

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