用紙をPCに読み込むことができる「ドキュメントスキャナ」には、大きく2種類の価格帯があります。
- 業務用の20万円前後
- 一般向けの5万円前後
アンケート用紙をPCに読み込む作業は、大量になればなるほど時間を要します。そのためドキュメントスキャナには、人が監視しなくても自動的に、正しく、要旨を読み取り続けてくれることが望まれます。
ドキュメントスキャナを使用する理由が、人の手によるアンケートの集計作業を軽減 するためであれば、前述の「1」のモノをお勧めします。特に、用紙を平面に置いて読み取る装置は、複数枚を同時に読み取ることがなく、非常に安定しています。
しかしながら、学校現場では価格面も重視しなくてはなりません。そこで、私どもでは量販店での購入がし易い機器である富士通のScanSnapを用意して、学校に貸与したりしています。
ScanSnapの欠点は、上から用紙を入れる方式のために、どうしても複数枚を同時に読み取り易い欠点を持っています。特にスキャンボタンを押した初めに、顕著に発生します。このクセを把握していれば、後の作業はほぼ自動的に継続することが可能です。
ScanSnap510に付属のソフトウェアは、複数の読み取りや用紙の詰まりが発生すると、それまでの作業をすべて取り消す機能があります。この機能は、問題が発生した際に重宝します。
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