
古墳時代(飛鳥時代を含む)、弥生時代に続く四世紀頃から六世紀頃にかけて、律令制によって日本が変わるまでの時代のことを言う、らしいです。この時代に栄えた文明の跡が、大阪府高槻(たかつき)市に「いましろ大王の杜(もり)」として整備されて公開されていました。
まず最初に。
いましろ大王の杜には、前方後円墳の「今城塚古墳」と展示施設「今城塚古代歴史館」があります。行く順番は、
- 今城塚古代歴史館
- 今城塚古墳
をおすすめします。「資料館なんかより、まずは実物だよねー!」の気持ちはとてもわかるのですが、のですがですが、この資料館の内容がとても楽しい!&ボランティアさんの説明に熱があって素晴らしい!のです。見て学んで、聞いて学んで、とても新鮮な時間を得ることができますよ。
そう、何を隠そう・・・資料館に行った私は、最初はぼーっと資料を眺めておりましたが、ボランティアさんの説明を聞き始めてからは、ずーっと古墳まで!説明&案内を受けたのでした。ずーっとですよ!?ずーっと。この土地の話、古墳を作る話、実は誰が眠っているのか、などなどと、どんだけ熱量をお持ちなのか!という感じです。科学技術コミュニケーターを学んだ私なので(名乗りは情報科学屋ですが)、非常に素晴らしい体験もできました。
ということで。館内の写真はありません(^^; 説明ききっぱなし、のお話しっぱなしでした。ご説明いただいたボランティアさんと出会えて、とてもうれしく思っています。





資料館に入って、しばらくしてボランティアさんに出会って古墳まで案内してもらったのが、全部で1時間くらいかな。古墳は一人でぐるぐると30分くらい散歩していました。
そうそう。ここでも、先客に小学生軍団が来ていました。ノートにいろいろと書いたり見たりとわちゃわちゃでした。いいですねぇ、考えて尋ねることをしなくなった大学生に見せたいわ。

これも埴輪(はにわ)だそうで、円筒埴輪(えんとうはにわ)と呼ぶそうです。初めて見ました。左下は、本当に行ったよーということで、怪しい影も添えて。