織姫(ベガ,こと座)は,地球から25光年ほど離れた恒星。彦星(アルタイル,わし座)は,地球から16.7光年ほど離れた恒星。二つの星の架け橋になるかささぎ(デネブ,はくちょう座)は,地球から1141.9光年ほど離れた恒星。「今,光の速さでお願いを届けようとしても,届いて帰ってくるまで,30年以上かかるよ?」と毎年言って,毎年嫌われています,が,,,。
毎年,七夕は梅雨の真っただ中であることが多く,すっきりと晴れた記憶は少ないです。今年はもう梅雨明けしてしまったので,「今年は!」と思っていました。でも,やっぱり雲に邪魔されてしまいました。

雲が多く,地上の光がいっぱい反射していました。それでもなんとか,雲の切れ間に夏の大三角形,デネブ(デネブ, deneb),アルタイル(彦星,altair),ベガ(織姫,vega)を見ることができました! 七夕の日に見ることができるなんて,いつぶりでしょう!

どこまで見えてる? ということで画像加工をしてみました。自分の目では見えない光を見ることができるので,カメラってすごいなと改めて思うところ。5等星までは写っていました。

Stellariumのシミュレーションと重ね合わせると,こんな感じに。ベガとアルタイルの間には,天の川が流れているはず・・・です。

Mitakaで見ると,アルタイル(約16.7光年)とベガ(約25光年)の位置関係がよくわかります。でも,デネブはとても遠くて(約1141.9光年),こうやって見ると夏の大三角形にはとても見えないですね。広いやー!です。
今年は,いいことありますように。