研究を実践する機会

 私は、研究活動として「VVC:Value aided Video and Communication」と名付けているソフトウェアの開発をしています。VVCは、映像の各場面にコメントや写真・リンクなどを添付して、その場面を指し示しながら閲覧できるソフトウェアです。狙いは、映像を場面ごとに分析することで、その意味を解釈したり、他者の評価を混ぜ込んだりして、映像とそこに生じる対話により、新しい成果、価値を生み出そうというものです。

 映像を学校の先生の授業風景にすると、授業研究に使えます。映画やニュースにすると、メディアリテラシーにも使えます。映像は、自分で撮影したものや、YouTubeから借りることができます。

 今回は、大学のPC教室を使ったセミナーで使用していただくことができました。題材はCM分析で、eラーニングと連動した試みです。ご協力いただいたセミナーの皆様、ありがとうございます。

VVCの準備が整ったPC教室, the PC room where VVC was ready.
 セミナーの準備を終えた教室の様子。自分が作ったものを使用していただけるのは、とてもうれしいものです。しかし同時に、正常に動くかどうか・・・、常に不安が付きまといます。

VVCによる実行例, VVC demonstration with VVCex and VVCweb
 左上は映像、右側は映像の時間に沿って付けられた/付けることができるコメントやリンクが並ぶ表。これらが連動することで、新しい成果を生み出すことが期待できます。

タイトルとURLをコピーしました